ご挨拶
世界中で地球温暖化が影響していると考えられる気候変動により、深刻な被害(下記、地球環境の現状参照)が多く発生するようになってきています。
現在、地球温暖化への取り組みとして、COP3(気候変動枠組条約締約国会議、1997年)京都議定書に代わり、COP21(2015年)で採択されたパリ協定で
・世界的な平均気温上昇を産業革命前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する
・各国が温室効果ガス排出削減の数値目標を自主的に定め、これに取り組む
が合意され、日本は2020年10月「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」、2021年4月「2030年度において、温室効果ガスの2013年度から46%削減を目指す」ことを宣言すると共に、さらに50%の高みに向け、挑戦を続けていく」決意を表明しました。
世界が温室効果ガスの人為的な排出量実質ゼロを目指し、その目標達成に向けたハードルは非常に厳しい状況です。国,県,地域,企業,サプライチェーン、国民が協力、再生可能エネルギーなどの新エネルギー、代替燃料への変更、電化の推進、省エネ、新技術開発などデジタル技術を活用してかつ広げていく仕組みつくりに取り組んでいかなければ達成できません。今、将来世代へ住みやすい環境を引き継いでいく義務があり、私は世界が取り組んでいるカーボンニュートラルに向けて、机上の説明だけではなく実際の現場現物に密着およびコミュケーションを大切に、微力ながら誠心誠意お手伝いをさせて頂きたいと考えています。
環境の現状
IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)第5次評価報告書でCO2排出量と気温変化には正比例の関係があり、地球温暖化抑制のためには温室効果ガス削減が必須であることが示されました。世界ではサイクロンによる風雨、干ばつなどによる甚大な被害や50℃近い気温、日本でも豪雨による深刻な被害が発生しています。